お客様コメント
母が残してくれた貴金属を処分することになり、何軒かの買取り業者のお店を回りましたが、どこも、素人の私達には、何が基準なのかわからず、ただただ困惑いたしておりました。こちらでは本物のダイヤと比較したり、納得のいく説明をしていただけたこと、又、残して置きたい物はサイズ直しをしていただけたので、感謝いたしております。
東京都 M.澄子 様(仮名)
千葉県 R.克子 様(仮名)
鑑定士コメント
ご姉妹お揃いで、すでに10回近くも足をお運びいただきどうもありがとうございます。
今までに多数ご売却頂きましたうちの一部を、こちらではまとめて掲載させて頂きました。
(1)のダイヤモンドリングは4.85カラットという大粒のもので、鑑定書は無いものでしたが、カラーはやや黄色味のあるLカラー、クラリティはI1、カットはPOORに相当するお品物でした。
クラリティのI1は、小さい無色の結晶インクルージョンが複数散っているタイプで、肉眼で見た印象はSI2に近いものでした。
カットのPOORは、輪郭がいびつであることと、直径に対して深さがやや深いものでした。
ただこちらは石の重量に余裕があるため、もう少し輝きの良い状態にリカット(再度カットして形を整えること)したとしても4.5カラットを下回ることが無いと判断できました。
こうしたことをふまえ、上限いっぱいのお値段を計算させて頂いております。
(2)のダイヤモンドリングも鑑定書の無いものでしたが、主石は2.45カラット、カラーはライトイエロー、クラリティーはVS2、カットはマーキスカットのお品物でした。
クラリティーのVS2は小さなインクルージョンがガードル付近に二つほどありますが目立つものではなく、マーキスカットは対称性も良く、たいへん輝きのあるお石でした。
(3)と(4)のエメラルドはやや薄めの色合いですが、内包物の少ない照りのあるお石でした。指輪のデザインもバランスが良く、こちらは製品としての完成度も含めてお値段を付けさせて頂きました。
(5)のサファイアブローチは、主石のサファイアが17.22カラットと大きく、やや明るい色合いのお石でした。こちらは主石のサファイア部分に大きくお値段を付けさせて頂いております。
その他のイヤリング、指輪、ネックレスと、どれをとっても選び抜かれたご趣味を感じさせるお品物ばかりだと感じました。
お母様の思い出のつまったこうしたお品物を手放されるにあたり、様々なお気持ちがあったかと思います。
私どもは常に、ひとつひとつ評価の根拠をお伝えしてご納得いただける物だけを買い取らせて頂くよう心がけております。
また石の部分を外して枠を新しい物に取り換えるリモデルも承っておりますので、今後ともぜひご用命ください。
いつもご利用ありがとうございます。
これからもよろしくお願い申し上げます。