お客様コメント
昨年来体調を崩し入退院を繰り返していた義理母の施設入所を機に家族で所有していた宝石類を整理しようと話し合い、今回お世話になることとなりました。
数件同様の買い取り業者にも相談しましたが決め手となりお世話になる決心ができたのはやはり私達の目前での丁寧な査定に信頼を感じ、納得ができたことと考えます。
それに加え、鑑定士の方の宝石に対する深い愛情がうかかがわれ、宝石たちもこれなら私達の手元を離れても幸せな道を歩めるのではと感じました。
さまざまなご配慮を有難うございました。
静岡県 N.仁志 様(仮名)
鑑定士コメント
仁志様には、5年ほど前に(1)のダイヤモンドリングについてメールで概算見積もりをお答えしています。
こちらは中央宝石研究所の古い鑑定書のついたダイヤモンドリングで、鑑定書のデータから、発行時期が1996年のカラー基準統一よりも前のものであると考えられました。
そのため、現在の基準ではカラーグレードやクラリティグレードも下がる可能性を見越して、その時点のお見積りは税込み430万円から240万円の間になる可能性が高いですとお答えしています。
このたびお持ちになられたお品物を拝見したところ、現在の基準では、カラーがJ、クラリティがVS2、カットがFAIRになるダイヤモンドであると判明しましたので、こちらの指輪のお買い取り金額は350万円となりました。
古い鑑定書だからといって必ずグレードが下がるとは限らないのですが、下がる場合にはこのように差が出てしまうこともございます。
今回、カラーグレードは下がったもののクラリティーはVS2を維持しています。これでもしクラリティも下がる物だった場合は、お見積りの下限に近いお値段になることも有り得たと思います。
私どもは、ご足労いただく前に金額の見当をつけていただくために、こうしたお電話やメールでの概算見積もりをお勧めしています。
古い鑑定書の場合はどうしても巾のあるお答えとはなりますが、鑑定書のあるダイヤモンド製品は、事前の概算見積もりをぜひご利用ください。
このたびはダイヤモンドリング以外にも3点の色石製品をお持ちいただきました。
こちらも、それぞれに品質の良いお品物でしたので、上限いっぱいのお値段をつけさせていただいております。
このたびはどうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。