宝石買取について

ダイヤモンド以外の宝石の場合、お客様が購入された時のお値段とお売りになる時のお値段の差が、ダイヤモンドより開いてしまうというお話しを耳にされた方は多いと思います。
実はこれは販売時点の値付けの違いによるものなのです。

ダイヤモンド以外の宝石の場合、色や形に対するお好みが多岐に渡るため、どうしても陳列からお買い上げまでに店頭に滞留する期間が長くなりがちです。
販売店は、期間が長くなった分の固定費をまかなうために利益率を広めに設定せざるを得ないことが多いと言えます。

また宝石の種類によっては、長年ご使用になるうちにダイヤモンドでは起こりにくい摩耗や劣化が起こるものもあります。
反対に、採掘量の低下などから過去よりもむしろ希少性が高まる宝石もございます。

私どもは宝石専門の卸売り商として、そうしたすべての状況を勘案してお値段を計算させて頂いておりますので、まずは一度無料査定をご利用のうえご検討頂けましたらと思います。

鑑別書・保証書の付いていない色石は買い取り対象になりませんか?

宝石には合成や処理の問題があり、中には簡易な検査だけでは見抜けない合成・処理石もあります。現在販売されている色石のほとんどはなんらかの処理がされているのですが、中には未処理の宝石もございます。特に未処理の宝石の場合は、鑑別書に記載のあることがその証明となります。

また、大粒のルビー、サファイア、エメラルド、アレキサンドライトなどに関しては鑑別書が付いていた方が有利な場合が多いのですが、その他の石や、小さい宝石に関しては鑑別書が無くても問題はありません。

もし、鑑別書を再度取るか迷われるようでしたら、その前に一度ご相談ください。

なぜ色石の見積は電話で判らないのですか?

色石には一般的に統一された品質の基準がありません。
しかも、様々な色石がある中で、それぞれお客様の好みも分かれます。
特に色の美しさの表現は人それぞれです。また、その時代によって人気と不人気、需要と供給もかなり変わってきます。

しかし色石の場合、ある産地が枯渇すると一気に市場から消え、また新たに産地が発見される、などということもしばしばです。まったく新しい石が発見され珍重されても、同じ石が大量に見つかる事もありますし、逆に今まで高価では無かった石の供給が途絶え、値段が上がるという事もあります。

こういった事情から、同じ石でもお値段の巾はかなり広く、このグレード・この色・この大きさだからこの値段、とはお電話ではお答えできないのです。

実際に拝見して、総合的に判断し、今の市場に合わせて値段をお付けするしかないのです。