お客様コメント
バブル期に買い溜めたジュエリーの中のダイヤモンドリングの一つです。
重ね着けにすごく重宝してお気に入りだったんですが、 今はほとんど使わないのでまとめて整理しようと思いました。
友人に「売るなら鑑定書あったほうがいいよ」と言われて¥3,000-ほどかけて
作ったのですが、 違いが分からず間違えて鑑別書を作ってしまったみたいで、
値段にまったく影響しなくて悲しかったです。
次はまず、確認してからうかがうようにします。ありがとうございました。
東京都 K.るりこ 様(仮名)
鑑定士コメント
ダイヤモンドはテーパーとラウンドのコンビで作られており、デザインは凝っていますが石の部分の色にバラつきがあり、クラリティーも低めで、 そこがお値段に影響しています。
一粒のダイヤと違い、細かいメレダイヤが使われたファッションジュエリーはトータルの 宝石のバランスが一番重要になってきます。
しかし丁寧にご使用になっていたようで、クリーニングし直せばUsedとして扱えると判断し、多少お値段に加味させていただきました。
鑑別書・鑑定書の件は、よくご質問をいただきます。鑑別書はその石が何であるかの識別 (ルビーである、オパールであるなど)のみ、 鑑定書はダイヤであることが前提で、さらに質を表すグレーディングがなされている文書と言うことになります。
鑑定書や鑑別書はあるに越したことはないのですが、お品物を売却する場合にわざわざ作ったほうがいいか・・・と言う話になりますと、それはものによります。
お持ちのお品物が製品なのかルース(裸石)なのか、色石なのかダイヤモンドなのか、 それぞれの状態如何によるというわけです。
私共としましては、そういった疑問や質問があった場合、お電話、もしくはメールで お気軽にご相談いただきたいと思っています。